海の博物館

建築家、内藤廣氏が設計した海の博物館は日本建築学会賞、公共建築百選にも選ばれた建築物である。

HP:http://www.umihaku.com/index.html

建物概要

塩害の事に考慮し外装材には極力金属を用いず屋根が日本瓦葺きとなっている。周辺地域の漁村風景に溶け込んだ意匠となっている。

住所:三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68

年度:竣工:1992年

構造: 木造構造(壁、床部分:鉄筋コンクリート造) 
    収蔵庫:プレストレスプレキャストコンクリート造、ポストテンション組立工法 
    風除室部分:鉄筋コンクリート造

設計:内藤廣建築設計事務所 http://www.naitoaa.co.jp/090701/works/umi/works.html

特徴

1つの研究棟、3棟の収蔵庫、3棟の展示棟に分類される。

展示棟の主要構造部は鉄筋コンクリート造で集合材でトラス構造となっている。外装は黒く塗装された板張りが周辺建築物と融和されるようになっている。

建築士試験 文章

一級建築士:平成14年

海の博物館(三重県)は、プレキャストコンクリートや瓦屋根を採用する等、地域性を踏まえながら、性能、コスト、耐久性を検討し、「収蔵品のための空間」を実現している。

回答:〇

一級建築士:平成21年

「海の博物館(三重県鳥羽市)」は、螺旋状の動線空間で構成された博物館であり、周囲の自然観察と展望が可能な施設である。

回答:×

潟博物館の文言になります


1級建築士:令和元年

海の博物館展示棟(三重県)は、主要構造部の柱や梁には、鋼材を内蔵した集成材を使用し、外壁にはガラスカーテンウォールと木製ルーバーを使用した建築物である。

回答:×

Googleマップでみてもガラスカーテンウォールと木製ルーバーを使用していない

コメント

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