パンテオン

建築を学ぶ

概要

場所:ローマ Piazza della Rotonda, 00186 Roma RM, イタリア

設計者:マルクス・ウィプサニウス・アグリッパ

年代:紀元前25年頃

直径約 43 mのドームは、コンクリートやレンガを用い、上方へいくほどドームの厚さが薄くなっている。

パンテオンは紀元前25年頃、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造されましたが、後に火事で焼失している。

建物構成

深さ4.5mのローマン・コンクリート基礎の上部に、直径43.2m の円堂と半球形のドームが載った構造になっている。

建物の基礎部分に重い石をを使い、壁面の厚さは6mとかなり厚い部分から、高さにより材質を使い分けており、ドーム上部は構造上軽くしなくてはならない為、凝灰岩と軽石を素材を使用している。

また上部部分の厚さは1.5mまで薄くしている。

ドーム頂部は直径と同じ43.2mとなっており、頂上部分にはオクルス【目】と呼ばれる直径9メートルの穴が開いている。

当時天窓(オルクス)を、円形で建築することは非常に困難だったが、無数のアーチをつなぎ合わせることで実現しています。

オルクスについて

毎年8月6日と9日には、原爆忌が行われている。

また、ペンテコステ祭の際には、天窓からバラが舞い落される。

オクルスを通じて太陽光が降り注ぎ、嵐の際には雨が滝のように流れ落ちる。

ドームの内側では太陽光によって光が動くため「地球が回転する様子を実際に目の当たりにできる世界でも数少ない場所といえる」

ポイント

  • れんが及びコンクリートにより造られた大ドーム
  • ローマ建築の代表的な建築物のひとつである
  • 直径約 43 mのドーム
  • 上方へいくほどドームの厚さが薄くなっている。
  • 頂上部分にはオクルス【目】がある。

試験文章

二級計画:平成23年

パンテオン(ローマ)は、れんが及びコンクリートにより造られた大ドームを特徴とした、ローマ建築の代表的な建築物である。

回答:〇

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